亀厓故宅は、慶尙道の故宅と違って、湖南の開放型の韓屋構造として、家の中に大きな池と、陸橋でつながっている六角亭があって、ビョルビョル美術村クィホ村路の4作品を展示しています。祠堂、亀厓亭、六角亭、門屋、母屋、舍廊屋、踏み臼で構成されており、その中でも亀厓亭は慶尙北道民俗文化財第162号に指定されています。亀厓亭は亀厓故宅の墓地の左側にある低めの山、牛牧山の下、東北向で建立され、遠くに案山である普賢山と、亀厓曺克承が10景の一つだと歌った華岳山を向かい合っています。亭子の前には方形の池があり、その真ん中に丸い島をつくって、陰陽を調和させた。亀厓亭を歩いていると、まるで時間が止まっているようで、朝鮮時代の情調を感じられるみたいです。亀厓故宅の門を大きく開けて、皆さんと思い出を分かち合おうと思ってます。過去と現在が共存するところで、因縁を結びたい方を待っています。